母の正体


昨年秋にいただいた芽が冬を越して無事大きくなりました。この植物の正式名称は‘セイロンベンケイソウ’、通称マザーリーフといいます。何故‘母の葉’なのか?その由来は繁殖方法にありました。この木の葉は、自分の寿命が近づくと葉のまわりから新芽を出してその芽を育てます。養分を新芽にあげてしまうので、母となった葉はだんだん枯れていきます。
 

最初は葉のまわりから芽がでているその様子に驚きましたが、名前の由来を教えていただいてからは、健気に子供を育てる様子に感動しました。ここからまたたくさんの子供たちが育ってくれることを願って大切に育てていきたいと思います。

曳舟教室に2枚の‘母’が置いてあります。教室にお寄りの際は、是非その神秘な様子をご覧下さい。

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